人と話をしているときに、言葉とボディランゲージが一致していないことがありますよね。
そんなときには、どのように受け取ったら良いのでしょうか?
具体例を挙げて、考えてみましょう。
ひじを触りながら、「ひざが痛い」
お友だちとお茶をしている場面を想像してください。
そのお友だちが、この写真のように、
「最近、ひざが痛いんだよね。」
と言ったとします。
言葉どおりに解釈すれば、痛いのは「ひざ」です。
しかし、ご覧のとおり「ひじ」を触っています。
さて、本当に痛いのはどちらだと思いますか?
左を指しながら、「右折」
街中で、人に道を尋ねたときのことを想像してください。
その人が、この写真のように、
「あの信号を右折です。」
と教えてくれました。
言葉どおりに解釈すれば、右折が正解です。
しかし、ご覧のとおり、指は左折を示しています。
さて、どちらに進むのが正解だと思いますか?
あなたの答えは?
2つの例を挙げましたが、あなたの答えはどうですか?
ここで、逆の場合を考えてみましょう。
もしあなたが、このような食い違った情報を表現したとしたら?
そのときのことをちょっと考えてみてください。
言葉とボディランゲージのどちらの情報が正しいでしょうか?
・
・
・
考えてみましたか?
言葉を言い間違えることって、まあまああることですよね。
頭では「ひじ」と言っているつもりで、「ひざ」と言っていることがあります。
頭では「左」と言っているつもりで、「右」と言っていることがあります。
でも、
「ひざ」が痛いのに「ひじ」を触ってしまうことってありますか?
「左」に曲がったほうが良いのを知っていて、「右」を指すことってありますか?
私にはないので誰もがそうなのかなと思っていますが、もしそうでない場合は教えていただけると助かります。
(そういう人が多ければ、この説明は変えないといけませんから。)
結論
以上のように、言葉とボディランゲージが食い違っているとき、言葉よりボディランゲージの方が信用できるのではないかと考えています。
言っていることとやっていることが違っている場合、
「言葉より行動を信じる方が良い。」
ということからも、この説は間違っていないのではないかと考えています。