「自信がない。」
「自信をつけたい。」
というのは、よく聞く悩みごとです。
このお悩みを解決する「自信を身につける方法」を紹介します。
自信がない原因
まずは、
- 自信がない。
- 失敗することを恐れる。
- 失敗することは恥ずかしいこと信じている。
これらの原因として考えられるものを2つ紹介します。
親からの刷り込み
親自身が、失敗は恥ずかしいことと思っていて、それを子どもに刷り込んでしまっているパターン。
- 親自身が失敗することを恥ずかしいと思っているので、子どもの失敗も恥ずかしいと思う。
- 失敗した子どもを責める、世間体を気にして子どもの失敗を隠すということをしてしまう。
- 失敗しないように、チャレンジすること自体をやめさせてしまうことさえある。
親の
「お前にそんなことができるはずないから、やめなさい。」
という言葉は、親自身が「自分にはそれができない、」と思ってる、という自己紹介でしかないのです。
あなたにそれができるか/できないかと、あなたの親が親自身のことをどう思っているのかは関係ないのです。
あなたにそれができるか/できないかは、あなたがやってみないと分からないことですし、
あなた次第でできるようになる(する)こともあるのです。
小学校の授業での刷り込み
今もやっているのでしょうか?
小学校の授業中に、先生が問題を出して1人を指名して答えさせるという場面で、
答えが正解ならば、周りの人が「合ってまーす。」と言って、
不正解ならば、「違いまーす。」と言って、「ハイ、ハイ!」「私、正解分かってます。」とばかりに手を挙げる。
あのちょっとしたイベントのことです。
先生も「残念、違います。」みたいに、何もフォローをしてくれません。
場合によっては、周りの児童だけでなく先生まで、間違ったことを笑っていることがあります。
これでは、間違えること、失敗することを恥ずかしいこと、怖いことと刷り込まれてしまっても仕方ありません。
「間違えて、恥ずかしい思いをするくらいなら、答えないほうが良い。」
と思ってしまっても不思議ではありません。
ここで先生が、
「残念。不正解だったけれど、答えてくれた勇気に拍手!」
とかなんとか言って、周りの人が拍手で賞賛してくれていたら。
正解/不正解よりも、みんなの前で答えるというチャレンジをしたことを褒め称えてくれたら。
もっと違う、良い刷り込みになるのではないかなぁ、と思っています。
自信を持つ2つの方法
子どものころの刷り込みで、
- 自信がない。
- 失敗を恐れるようになってしまっている。
- 失敗するくらいなら、チャレンジしない方を選択してしまう。
ということがあったとしても、大人のあなたは自分自身で望ましい刷り込みを新たにすることができます。
その方法を2つ紹介します。
小さな成功体験を積み重ねること
1つ目の方法は、
「小さな成功体験を積み重ねること」
です。
これは、よく言われていることなので、どこかで聞いたことがあるかもしれません。
全くその通りだと思います。
小さなこと、簡単に達成できることにたくさんチャレンジして、成功体験を積み重ねることです。
そうすることで、
「自分は、チャレンジすれば成功するんだ。」
と思えるようになっていきます。
そして、少しずつ大きなチャレンジをするようにしていけば良いのです。
小さな失敗体験を積み重ねること
もう1つの方法は、
「小さな失敗体験を積み重ねること。」
です。
先の「小さな成功体験を積み重ねること。」と矛盾するように感じるかもしれませんが、同じくらい大事でどちらも欠かせないものだと思っています。
命に関わるような失敗や、取り返しのつかない失敗は、一度やってしまったらおしまいです。
そういう失敗は避けたほうが良いでしょう。
そのような大きな失敗ではなく、小さな失敗をたくさんしてみることです。
もちろんあえて失敗する必要はありません。
成功できるなら、そのほうが良いに決まっています。
小さな成功体験を積むことにもなりますから。
小さな失敗をしてみて、それでも大した問題にはならないこと、対処・挽回できることを経験してみて欲しいのです。
「あ、失敗しても大したことにはならないんだ。大丈夫なんだ。」
という経験を積み重ねるのです。
何かにチャレンジするときに
- 成功できるぞ、という自信
- 失敗しても大丈夫、という自信
この両方があれば、何の恐れもなくチャレンジできると思いませんか?
結局、成功しても失敗しても、どちらも良い経験にすることができれば良いということなのです。
なので、自信を身につける方法を1つにまとめると、
「小さなチャレンジを繰り返すこと。」
ということになります。
あなたは、この後どんな小さなチャレンジをしますか?